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研修医・医学生へのご案内

大学院について

短期間に集中して専門領域の研究に専念し、できるだけ早く学位を取得したい方には、大学院への進学が可能です。特に、大学病院でなければできない臨床研究 テーマをもつ先生たちは大学院を選択することが多いです。大学院入学の時期は後期研修医(専修医)終了時が一般的ですが、前期研修中に大学院へ進学する コースや(社会人大学院)、専修研修コースの途中(卒業3年)でも大学院に入学可能です。前述の専門研修コースの派遣病院出向後に大学院に進学する医師も います。

大学院進学に際しては、学費が必要ですが、私学でありながら国立より安い金額(入学金免除、学納金年額25万円)で入学が可能です。更に、 TA(teaching assistant)及びRA (research assistant)制度の利用により、年額120万円ほどの給与が支払われます。大学院生は1日半の非常勤勤務が可能であり、病院スタッフと同程度の収 入が確保されます。
大学院の場合、早ければ大学院4年目に学位取得ができます。学位を取得した後は,専門医取得を目指して派遣病院や病棟で研鑽 を 積みます。年齢が35歳未満で、卒業時点での大学や関連病院ポジションが不足する場 や、育児や介護など家庭の都合で関連病院での勤務ができない場合にはpostdoctoral fellow (PD)の制度を利用きます。研究を継続しながら月額25万円の給与が支払われる他、身分保障(私学共済組 保健と年金)が与えられます。関連病院への出向後は,個々の進路の希望に応じ柔軟に対応いたします。

循環器内科入局後の大学院への入学

大学院生のコメント

全日制大学院コース 現在1年生
岡 英一郎

<選んだ理由>
循環器内科全般を学ぶ中で、不整脈診療と心不全診療に興味を持ち、臨床研究への興味が出てきたため

<実際に選択してみて>
指導医の先生方からの研究の発想や手法の的確なご指導をいただきながら、成長することができます。

<アドバイス>
実際に臨床で患者さんの診療をしながら、カテーテル治療などにも携わりながら、疑問に思ったこと感じたことをテーマに臨床研究をしています。
自分を高める環境としてはとても最適と思います。

社会人大学院コース3年生
萩原かな子

<大学院を選んだ理由>
専修医1年目で循環器の各分野を2ヶ月ずつローテーションした際に不整脈に興味を持ち、専門としてやっていくことに決めました。不整脈は特に新しい技術や治療を取り入れる分野であり、診療の中で新しい発見と出会う分野でもありました。新たな見解を報告する楽しさを実感したため大学院へ入学することを選びました。

<実際に選択してどうだったか?>
私は臨床を継続しながら、臨床をベースとした研究をしたかったので、大学院での活動は充実しています。

<アドバイス>
研究、発表することは今後の医療にとって必要なことです。興味を持った分野で新たな見解を発表することは難しいことですが、何よりとても勉強になります。

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